葵製茶が誇る御薄茶最高ランクの逸品です。苦みが少なく旨み・甘み・香りの調和は均等に保たれ、より上質なお抹茶をお求めの方におすすめです。優良品種茶葉の使用比率が薄茶の中で最も高いので御濃茶としてもお使いいただけます。
抹茶とお煎茶は同じ茶の木から作られますが、栽培方法が違うのは意外と知られていない事実です。
一般的に、お煎茶の茶葉は日光をたっぷり浴びて育てますが、抹茶の茶葉は30日以上(4月上旬〜5月)黒い覆いをかけて育てます。
この黒い覆いは寒冷紗(かんれいしゃ)といい、この覆いをかけることによって日光を遮断させる効果があります。この寒冷紗をかける栽培方法を「棚式覆下栽培(たなしきおおいしたさいばい)」と言います。
日光を遮られた葉は、太陽光を求めてぐんぐん真上に伸びていきます。葉肉を厚くする栄養分を枝が成長するのに使われるため、葉は薄く柔らかくなり、渋みの成分(タンニン)が少なく、旨み成分(テアニン)の多い、抹茶に適した鮮緑色の高級茶葉になるのです。
この棚式覆下栽培を行ってる期間(4月上旬〜5月)のあいだ、西尾に来られると、真っ黒な寒冷紗に覆われた茶畑がご覧になれます。
賞味期限/180日
サイズ
30g/Φ60×H 58mm
90g/Φ70×H102mm
180g/Φ78×H146mm
※サイズと価格について
90g缶/定価から
5%引き
180g缶/定価から
10%引き
表示価格は値引後の価格です。
お茶会など一度にたくさんの量をご利用の際は、大缶サイズをおすすめいたします。
薄茶の点て方
【準備するもの】
茶碗 茶筅 茶杓 茶こしorふるい缶 茶筅休め
※茶筅休めは 道具の保管に重宝します。
※ふるい缶は 数人分のご用意に重宝します。
1)
乾いた器に2gの抹茶を入れます。茶杓に1杯半、またはティースプーンに軽く1杯が目安です。
※先に茶こしでふるって用意しておきましょう。
※茶こしがない場合、茶筅の先で抹茶のダマを簡単に潰しておきましょう。
2)
60ccの熱湯を一度器にとって、70℃〜80℃程度になるまで冷まし、抹茶を入れた器に注ぎます。
3)
湯と抹茶がよく混ざるよう“m”の字を描くイメージで茶筅を素早く上下に動かして下さい。きめ細かい泡が盛り上がるくらいまでかき混ぜ、最後にそっと“の”の字を書いた後、静かにひきあげます。
▮冷抹茶をたのしもう
暑い夏には、ひんやり冷たい抹茶がおすすめです。苦み、渋みと氷がさっぱりとした口あたりで甘味・旨味をひきたてます。
1)
乾いた抹茶茶碗に抹茶2g(茶杓に約1杯半=ティースプーン約1杯)を入れる。
2)
少量のお湯を入れ、全体をなじませながら溶き、その後氷で冷やした冷水を加えてしっかりとまぜる。
3)
氷をうかべて出来上がり。
【使用するお水について】
●水道水
2〜3分沸騰させてカルキを飛ばしてから使用するとカルキ臭が抜けて茶葉本来の香りが楽しめます。
●ミネラルウォーター
緑茶には軟水(硬度30〜80程度)が向いています。外国産の水は硬水が多く、旨みや香りが抽出されにくいです。
●浄水器を通した水
浄水器を使用する場合でも、一旦沸騰させるとさらに美味しくなります。
※いずれもお湯を沸かす場合は、ステンレス製のやかんよりも鉄瓶をつかうと より美味しくお召し上がりいただけます。